「協会けんぽ」は毎月、季節の健康情報を発表しています。今月は「食事と生活習慣で疲れ目・かすみ目予防!」です。疲れ目やかすみ目を感じることはありませんか。目は「脳の出張所」とも呼ばれる重要な感覚器官であり、脳の情報の80%以上は視覚を通して集められると言われています。
しかし、長時間にわたるパソコン作業や細かい作業、車の運転などにより、目は過酷な環境にさらされがちです。目の健康を守るために、目をいたわる生活を心がけましょう。
目の健康を守るには適度な休息が基本です。次のような生活習慣を身に付けましょう。
目を使う作業を1時間続けたら10分間休憩を取りましょう。目の疲労度が改善されます。
車を運転する時には、こまめに休憩を取りましょう。また、シートポジションを整えて首や背中の緊張を減らすことは、目の疲労の軽減につながります。
厚生労働省がまとめた「健康づくりのための睡眠指針2014」によると、必要な睡眠時間には個人差はあるものの、1日6~8時間程度です。また、入浴は遅くとも就寝時間の30分前に済ませましょう。38~40℃くらいのぬるま湯に浸かると血行が良くなり、リラックスした状態で深い眠りにつくことができるとされています。
睡眠と同様に、食事も目の健康にとって大切です。栄養バランスの取れた食事を心がけましょう。