「協会けんぽ」は毎月、季節の健康情報を発表しています。今月は「スモールチェンジ活動で、健康に」です。「健康のために何かをしなければいけない」というのは、こころの負担感を増加させます。
どんなにからだによいことであっても、続けないことには効果は期待できません。特別なことではなく、できることを、うまく続けていく工夫が必要なのです。
スモールチェンジ活動の基本は、すでに疾患を抱えている人も、疾患のリスクが見え始めた人も、さらには現在、自分は健康だと思っている人も、ご自身にとってハードルが低いと思える健康行動をすることです。
一大決心が必要な大きなことをするのではなく、将来に備えて、今できるわずかな健康行動を続けていくこと、できればその行動の数を増やしていくことで、結果的に、症状の改善、生活習慣病の予防、および健康増進につながっていきます。